2011年からアトピーの方専用の下着や服 肌に優しいグッズを販売しています。
この度 前にショップをご利用頂いた R様からご質問を頂きました。
アトピーや敏感肌でお悩みの方に(私もです^^)
とても有益な内容のため、ブログでも共有できたらと思います。
アトピー敏感肌専用 下着ショップのお客様から頂いた質問
——————–
学校の実習で腕のアトピーを隠すために長袖下着を用意するように言われ、探しています。
肘から手首の真ん中辺りの長さで、ぴったりした7分袖の肌色に近いインナーシャツです。
お取り扱いありますか?
香川県 R様
——————–
Rさま お問い合わせありがとうございます。
お嬢様のアトピー肌に優しい下着(インナーシャツ)をという事ですね。
ご本人がアトピーではなく、子供さんがアトピーや敏感肌 接触性皮膚炎で、
子供のさんのために肌に優しい下着や
ネックカバーなどの小物服を購入されるケースが増えてきました。
アトピー関連に限らず、 買い物の選択基準は、
目的から優先順位を考えると 選びやすくなります。
今回の場合、学校の実習ということで、学校側から、
>学校の実習で「腕のアトピーを隠すために」長袖下着を用意するように言われ、
と指示があります。
なので最優先は 「腕アトピーを隠す」です。
カバー(覆うこと)重視ですね。
大前提として よりアトピー肌を刺激しない敏感肌にも優しいインナー素材で、となります。
個人的には 滲出液が出ているなど症状がキツイほど
絹シルク100%の下着が肌に優しくておすすめなのですが、
隠すを最優先に考えた場合、ベストなインナーがありました。
それは シルクコットンの肌に優しい混紡素材(天然素材100%)のもの。
また この「隠したい時」の決め手となるのが 袖のフィット感なのです。
腕アトピーを隠したいなら
程よく腕にフィットして袖がずり上がらない方が良いのです。
絹シルク100%で表面が滑らかな素材は
肌表面で滑って上にずり上がりやすくなります。
下着のデザイン上 ある程度 袖先がゆったり設計されているので
なおさら滑りやすくなりそうです。
ずり上がったら隠したいアトピー部分が見えてきて、
本来求めていた アトピーを隠す、が出来なくなってしまいますね。
Rさまは袖丈を気にされていましたが(たぶん長過ぎないか?という事で)
繰り返しますが、隠したい時は袖の長さよりもフィット感重視なのです。
もし多少長かったとしても、袖がフィットするなら
少したくし上げた状態で固定しやすくなるからですね。
肘 アトピー 外側のぶつぶつ かゆみ対策にも
当然 長袖シャツ(下着)のため、
アトピーが出やすい肘も覆ってカバーします。
肘はアトピーが分かりやすい場所ですし、
つい掻いて出血しやすい場所なので、隠せると安心ですね。
アトピー 肌着でおすすめのシルクコットン
さらに 今回の R様の場合におすすめの
シルクコットンという素材は非常に細かい網目状になっています。
非常に細かいメッシュ状のため、ストッキングみたいな
やわらかい伸縮性があって 肌にほどよくフィットします。
そのため素材表面はマットな感じで、
絹100%インナーと比べると 滑ってずり上がりにくくなっています。
状況から推測すると、おそらく
実習という事なので、割と頻繁に着用されるのだろうなと思います。
だったら、洗濯もこまめにされる事になりますね。
洗濯することで、伸縮性が復活するので、
より役立てて頂けると思います。
アトピー下着 シルクコットン素材の耐久性について
今回のシルクコットンとシルク100%ではどちらが丈夫か?というと、
確かにコットンが入ると扱いやすく丈夫になるのですが、
取り扱っているシルク100%の肌着も 縫製が良く
アトピーの方のハードな使い方に耐性がある丈夫なシルク下着を
選んでいるので(自分のアトピー肌で実験しています)
さほど変わらないように思います。
というわけで、
腕アトピー 手首から上のアトピーを隠すのに最適な肌着として
最終的に R様が購入されたインナーは → こちらです。
ご参考頂けたら幸いです。